めっきへの想い 弊社は少量多品種のめっきを得意とした中小企業です。めっきは自動車部品をはじめ、工作機械部品など、精度が求められる部品にも、その部品の物性値(潤滑性、耐摩耗性、耐食性、硬度の向上)を高める事を目的としてします。もしめっきがなければ、自動車をはじめ、あなたの身の回りにある金属部品の寿命は、劇的に短くなることでしょう。 特に弊社が得意としているPTFE複合無電解ニッケルめっきは、その被膜に高い潤滑性と、耐摩耗性を向上させるめっきであり、自動車のトランスミッション内部や、足回り機構内部のような、過酷な環境にも耐えられるものです。このように、めっきはその被膜品質が、商品全体の品質に関わってくるほど重要なものになります。 弊社は工業におけるめっきの重要性を常に考え、品質の高いめっきを心がけています。毎日の点検はもちろん、X線解析、表面粗さ測定、硬度測定などの検査設備も充実させ、安定した製品を納品しています。 高木特殊工業にお任せいただけば、間違いのないめっきを施します。是非一度弊社にチャレンジさせてください。 めっきの種類と特徴 潤滑性、耐摩耗性の向上 PTFE複合無電解ニッケルめっき 潤滑性、耐摩耗性を向上させるPTFEの複合めっきです。一般的にはテフロンめっきと言われ、技術的には難しいめっきです。弊社では30年を超えるPTFE複合無電解ニッケルめっきの経験と、日本で最初に同めっきの部品量産対応をした経験から、技術的な問題を克服し、安定しためっきを提供できます。 また、製品の変形は極めて少ないため、窒化処理の代用としても、ご利用いただいています。 詳細はこちら 高品質&高耐食性カニゼンめっき ニッケルめっき(無電解) 一般的には無電解ニッケルめっきです。 弊社ではカニゼンめっき溶液のなかでも最高グレードのカニゼンめっき溶液を使うことで、めっき被膜に非常に高い耐食性を持たせ、差別化をしています。一般的なめっきではありますが、少しでも品質を高めるための工夫をしています。 詳細はこちら 耐摩耗性、耐食性の向上 セラミック‐カニゼン‐複合めっき(無電解) 金属の表面に六方晶窒化ホウ素を析出させることで、 耐熱性、耐摩耗性、耐食性、離型性を向上させるめっきです。 複雑な形状でも均一なめっきが可能です。 詳細はこちら 補助陽極へのこだわり 硬質クロムめっき(電解) 膜厚の厚い、硬質クロムめっきを得意としています。複雑な形状に、ムラの少ないめっきを行うためには、補助陽極(アノード)と言われる、電極の出来栄えが重要です。弊社では熟練した職人が、製品毎に合った補助陽極を、ひとつひとつ丁寧に手作りしています。 詳細はこちら 各めっきの特徴比較 検査体制 弊社では安定した製品をご提供するため、検査体制にも力を入れています。X線解析、硬度測定、表面粗さ計などの検査機器を用い、お客様のご要望を満足する製品のみを、提供させて頂きます。 X線解析 X線解析で膜厚を測定しています。非破壊でめっき厚の均一性を確認することで、安定した品質のものを納品しています。 硬度測定 硬度測定機によりビッカース硬さを測定しています。お客様の仕様にあった硬度が出ているかを確認し、必要であればデータも合わせて納品します。 表面粗さ測定 表面粗さ測定器により、被膜表面の粗さ精度を測定しています。目視だけでなく、お客様の満足いただける数値であるか、日々確認しています。 詳細はこちら