潤滑性、耐摩耗性が飛躍的に向上するPTFE複合無電解ニッケルめっきとは

潤滑性、耐摩耗性の向上
めっき工程での変形なし
窒化処理の代用
カジリ・焼付への対策

PTFEはポリテトラフルオロエチレンの略称で、フッ素原子と炭素原子のみからなるフッ素樹脂のことを言い、一般的にはテフロンの商品名で知られています。

PTFE複合無電解ニッケルめっきはテフロンコーティングとは違い、ニッケル金属皮膜の中と表面にPTFE粒子が分散し、原子単位で皮膜を作るため剥がれにくい、という違いがあります。

潤滑性、耐摩耗性に優れ、めっき工程で製品の変形はなく、窒化処理などの代用として使用されるケースもあります。

PTFE複合無電解ニッケルめっきは一般的な無電解めっき溶液よりも、繊細で不安定なものですが、日本で最初にPTFE複合無電解ニッケルめっきの部品量産対応をさせて頂いて来た、30年を超える経験とノウハウで、安定した品質でめっきすることを可能にしています。

※令和2年12月以降、弊社のすべてのPTFE複合無電解ニッケルめっきテフロン複合めっき製品は、PFOA(ペルフルオロオクタン酸)フリー化対応されます。

用途

PTFE複合無電解ニッケルめっき

潤滑油での対応が困難な場所に使用される部品の被膜。例えば、自動車の駆動系ユニット内部、ペダル類接合部、また工作機械やロボットなどの産業機械部品の回転、駆動力伝達部などです。部品としては、ワッシャーやシャフト、ピン、駆動伝達プーリーの他、接続部品なども多くあります。

対応サイズ

W700mm×D500mm×H700mm以下(参考値)

めっき前処理液の層の大きさから、W700mm×D500mm×H700mm以下の大きさのめっきが可能です。(製品の単体重量が100Kgを超える場合は別途ご相談ください)また、ショットブラスト加工工程が必要な場合は、ショットの種類によって、可能な大きさが異なりますので、別途ご相談ください。

高木特殊のPTFE複合無電解ニッケルめっきが優れている理由

弊社のPTFE複合無電解ニッケルめっきが優れている理由は、「日本で最初にPTFE複合無電解ニッケルめっきの部品量産対応」を始めた企業として、国内のどこよりも多く、そして長い「経験とノウハウ」があるからです。

1987年当時、日本ではまだ日本企業によるPTFEの複合めっき液は生産されていませんでした。

弊社ではその当時から、欧米のPTFEめっき液メーカーと直接取引を開始。翌1988年からPTFE複合無電解ニッケルめっきの、自動車部品量産対応を開始しました。

この豊富な経験から、お陰様で関西や関東など、県外から多く弊社にPTFE複合無電解ニッケルめっきの加工を、ご依頼いただいています。耐潤滑性、耐摩耗性でお困りでしたら、ぜひ弊社のPTFE複合無電解ニッケルめっきをお試しください。

めっき工場の様子

めっき液の濃度確認

めっき液の建浴

配合後のめっき溶液

めっき作業風景

めっき槽の様子

テストピースによる膜厚確認

めっきの様子

めっき製品

各めっきの特徴比較