高い被膜硬度と、耐食性に加え、厚付けによる部品の修復にも応用が可能です。 厚付けめっきが可能 耐摩耗性に優れている 耐食性に優れている 高硬度(850~1000Hv以上) 弊社は極厚の硬質クロムめっき(厚付けめっき)を得意としています。クロムめっきは代表的な工業めっき加工処理の一つで、高硬度、耐摩耗性、耐食性に優れためっきです。 クロムめっきは電極を使って行いますが、均一にめっきを行うために、電流分布をできるだけ均一にしなければなりません。形状が単純であれば電流分布の均一さは問題になりませんが、形状が複雑になるに従い、その問題は大きくなってきます。 最近では製品の複雑化が進み、この問題に対して研磨で調整する方法や、無電解めっきに変える方法が検討されています。もっとも一般的な方法としては、製品の形状に合わせた「補助陽極」を使う方法です。製品の形状に沿った特別な電極を作ることで、電流分布を均一にし、各部でのめっき厚さを調整しまします。硬質クロムめっきにおいてはこの「補助陽極」を作る技術が、めっきの品質に直結してきます。 弊社はこの「補助陽極」の製作にこだわりを持ち、長年のノウハウと理論的な要素を組み合わせて、高品質な硬質クロムめっきを提供しています。 マスキングも高木特殊独自で行っております。硬質クロムめっき、特に厚付けめっきでお困りの方。是非一度、高木特殊工業にご相談ください。 用途 機械部品、金型など繰り返し荷重がかかる部品 高硬度、耐摩耗性が求められる製品が対象となります。 対応サイズ W700mm×D700mm×H700mm以下(参考値) 対応サイズは、めっきの前処理の有無によっても大きく変化します。ショット(サンドブラスト、ビーズショット等)が必要な場合は、可能な大きさも変わります。一度ご相談ください。 高木特殊の硬質クロムめっきが優れている理由 厚付けめっきが可能 耐摩耗性に優れている 耐食性に優れている 高硬度(750~1000Hv以上) 弊社の技術的な強みは、複雑な形状にも丁寧に合わせ込んだ「補助陽極の製造技術」です。補助陽極の精度が上がることで、比較的揃った厚みのめっきが可能となります。(注:めっき厚は均一ではありません) また、マスキングも独自で対応可能なため、お客様のご要望に合わせためっきが可能です。 また、弊社には大型の浴槽を複数保有しているため、700mm角の大きさの製品を効率良くめっき可能です。(注:ショットブラストが必要な場合等、めっき以外の工程(設備)が必要な場合は、対応可能なサイズも異なります。) 是非一度ご相談ください。 めっき工場の様子 補助陽極の製造 ショット工程 補助陽極の設置 電気抵抗による膜厚の確認 マスキング工程 バフ仕上げ工程 めっき浴槽 これまで製造した補助陽極の一部 各めっきの特徴比較 お問い合わせはこちらから